【開催報告】黒須ゼミ第22期生卒業研究・公開口頭発表会を開催

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2023年1月21日(土)、黒須ゼミ第22期生(Cohort2021)卒業研究・公開口頭発表会を開催しました。毎年恒例で開催している黒須里美教授のゼミナール発表会ですが、ここ数年はコロナ禍の影響でオンラインによる実施となっており、今年は3年ぶりに対面による開催です。

発表者の1人である藤田和泉さん(外国語学部/外国語学科/英語コミュニケ―ション専攻所属)より報告が届きましたので、ご紹介します。


22回目となる黒須ゼミ卒業研究・公開口頭発表会が1月21日に開催されました。3年ぶりの対面での発表会には、ゼミ生のみならず、ゼミ卒業生、4年生のご家族5名、教職員、友人など、総勢41名の方々にご参加いただきました。10名の4年生にとって、この日が4年間の大学生活の最後の晴れ舞台となりました。

発表は3つのセッションに分かれており、第1セッションの「ジェンダーと多様性」では、現代の日本の男女格差やいじめの実態について迫りました。時代や社会と共に変化してきた化粧行動、他の先進国と比べてジェンダーギャップが未だに縮まらない日本、障害の有無で動機が変容する現代のいじめなど、日本が抱える社会問題について再考する機会となりました。

第2セッションの「現代の若者の挑戦」では、デジタル世代の視点から「ネット依存」「SNS」「箱根駅伝」について注目しました。ストレスの影響により依存してしまうインターネット、インスタグラムから考える幸福、気持ちの強さが勝利の鍵となる箱根駅伝など、現代の若者がもつ価値観や考え方が明らかとなりました。

第3セッションの「多様化する家族」では、黒須ゼミの題目である家族に着目し、「母子家庭」「国際結婚」「高齢者介護」の観点から研究しました。実体験を基に研究した一人親家庭とストレスの関係、日本人の国際結婚に対する価値観、国際結婚による子供の言語習得、日本とベトナムの高齢者介護の実態など、国際交流が豊かな麗澤大学らしい国際的な視点や留学生からの視点が多く取り込まれていました。

また、発表会後は、黒須ゼミが始まって以来からお世話になっている馬橋の一と九で懇親会を行いました。素敵な雰囲気のお店で、歴代のOB、OGの方々と美味しい食事を共にしました。コロナ禍でこのような機会が少なかったので、久々に、にぎやかで楽しい時間を過ごすことができ、とても素敵な思い出となりました。来年以降はゼミ卒業生として、現黒須ゼミ生の集大成を見届けに、お邪魔したいと思います。

英語コミュニケ―ション専攻4年
藤田和泉


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発表を行った4年生の皆さん

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発表の様子

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質疑応答の様子

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「一と九」での懇親会

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