【開催報告】麗澤高校空手道部OBG会 開催報告
令和7年11月15日(土)、麗澤高校空手道部OB・OG会を開催いたしました。
今回は、師範・野中道男先生の一周忌に合わせ、麗澤47期以降の空手道部OB・OGにより「野中先生を偲ぶ会」として行いました。45期から88期まで、北は北海道・東北、南は四国・九州など遠方からの参加者を含め、計64名が集まりました。
会は、90期現役主将の風澤眞徳君の挨拶に続き、46期忍田延寛先輩の献杯によりスタートしました。今回は、野中先生が空手道部の指導をされる以前に顧問を務められていた吉田良二先生をお招きし、麗澤高校空手道部の歴史など、大変興味深い話をいただきました。また、現在は麗澤中高ラグビー部顧問である松倉功和先生(麗澤42期・空手道部OB)にもご出席いただき、「鬼コーチ」として数年間空手道部を支えて下さった当時のご経験をお話しいただきました。会の中頃からは、野中先生に猛特訓を受けた合宿の話など、野中先生にまつわるエピソードトークに花が咲き、楽しいひと時となりました。
野中先生は生前、「俺は坂本龍馬のような生徒を育てたい!」と、よく言われていました。11月15日に生まれ、同じ11月15日に亡くなった坂本龍馬。奇しくも野中先生も11月15日に生まれ、同じ11月15日に倒れられました。坂本龍馬がこれだけ後世の日本人に愛されたように、野中先生もまたその人間的魅力で多くの人を惹きつけ、教育一筋に情熱を注がれた75年の人生に感服せざるを得ません。我々弟子たちの心の隅々まで影響力を及ぼされ、野中先生から指導を受けたことを心から幸せに思っています。
また、懇親会前の合同稽古には25人が参加し、懇親会後の2次会には40人以上が集まりました。世代を超えて話が弾み、あっという間の時間でしたが、大変貴重な、麗澤高校空手道部員であること、また野中先生のご指導を受けたことを誇りに思える1日となりました。(記:木村道生)
